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欧米景気のV字回復は難しいのか

writer Randy Wagenheim Chief Columnist of Beyond Media



欧米の景気見通しについて、様々な見方が交錯している。

ここではエコノミストであるDaniel Lacalle氏のフレッシュな見方を紹介したい。欧米ともにV字回復は難しい、というものだ。


彼の見方のポイントは以下の3点だ。


1.クレジットカードの延滞が増加しており、小売店の売上高は家計負債の増加により、戻りは緩やかになるだろう。また、賃金面でも伸びはみられず、多くの国民が消費パターンを変えることになる。別のショックが来た場合に備えて、貯蓄を強化しようとしているため、景気の回復は非常に緩やかなものとなるだろう。


2. 企業の負債は、営業収益の減少により過去最高レベルに膨らんでいる。このため、企業はキャッシュフローの節約、支出の削減、採用の慎重化など、あらゆる手段を講じるだろう。これにより、景気が回復しても雇用創出や投資の動きは鈍化することが予想される。


3. 中央銀行は大量の流動性を注入しているが、流動性の増加では財務の健全性に対する危機は解決しない。ヨーロッパ中央銀行(ECB)が前例のない量的緩和を行っているにもかかわらず、ユーロ圏ではすでに政府債務のスプレッドが上昇している。硬直化した労働市場、高額な政府支出、増税の組み合わせもユーロ圏の回復に影響を与える可能性が高く、アメリカよりも弱く、より長期化し、失業率が高いユーロ圏の回復に影響を与える可能性が高いと考えられる。


彼の詳細リポートはこちら

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