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米景気は今年2月をピークにリセッション入りへ
writer Randy Wagenheim Chief Columnist of Beyond Media
NBER(National Bureau of Economic Research)はアメリカがリセッションに入ったかどうかの公式な判断基準を示した。https://www.nber.org/cycles/june2020.pdf
アメリカ史上最長の景気拡大(2009年6月からの128か月間)が正式に終わり、アメリカは2月にリセッションに入ったとする報告書をこのほど発表した。
ただ、NBERの委員会は、景気後退は短命に終わる可能性があると指摘している。米国は3月と4月に2200万人以上の雇用を失った後、このほどさらに250万人の失業者も加わった。
不況の標準的な定義は「数ヶ月以上続く経済活動の低下」である。委員会は、たとえ回復が早く始まったとしても、この景気後退は非常に深刻であり、完全な景気後退であると判断した。
公式な見解では、たとえ完全な回復に何年もかかったとしても、景気後退は経済の出血が止まれば「終了」する。
委員会は景気がピークを迎えた直後の2月に不況が始まった月と指摘しているが、四半期ごとのピークは2019年末だった。政府がコロナウイルスの蔓延を食い止めようとしたため、経済は3月に急激に減速し、1月と2月の利益を消し去り、第1四半期の経済成長はマイナスに転じた。
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