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執筆者の写真Beyond Media

NYクオモ知事会見 -- 物理的には遠いが、今、大事な人と精神的に近しく繋がる時

writer Makoto Kikuchi from note

4/17(途中省略)


個人的な意見です。


社会の改革は今お話しした通りですが、私達個人はどうでしょう?


私には3人の娘がいます。22歳から25歳の間。ここ数年私達の関係はとての浅いものになっていました。みんな忙しい。「最近どうだ?」「何が必要だ?」「いつ会える?」とばっかり言っている。


この状況になってから彼女達とゆっくり話せるようになった。この時間を私は欲していた事に気づきました。子供達はもう小学生ではない。彼女達独自の複雑な生活を送り、複雑な感情をもって、複雑な状況に身を置いている。そこをひも解く時間がない。「忙しい」から。だから「どうだ最近?」「なんか必要か?」「次はいつ会える?」しか言えない。「忙しい」から、、。


今「忙しい」を言い訳にはできない。自分の人生で一体なにが一番大事なのかじっくり考える時です。家族でも、近しい友人でも、本当の意味で近しくなるには時間と意思が必要です。深い会話には時間がかかるんです。


娘達は知らないうちに大人になっていた。こんな事を考えていたのか、こんな複雑な感情があったのか、今、長い時間を共に過ごしてそんな数々の発見に驚いている。知らない間に遠ざかっていた。二度とこんなことにはさせない。


母に会いたいが会えない。私はこんな仕事だから様々な人と会う。こんな私が母に会いに行くのは御法度だ。この状況になる前、マンハッタンに住む母がよく「お茶でも飲みにこないか」と仕事中に連絡をくれる。「分かった。」とその場は言うが、大抵後から「やっぱり無理だ。仕事が長引いた」と断る事がほとんどだった。


今だから言える。そんなの間違ってる。


無くなって見るまで大事さが分からないこと。それが分かった。無くなってしまっている事すら気づいてなかった大事な事。それに気づけた。

そういう事を今回学んだ。


物理的には遠くなっているが、今、大事な人と精神的に近しく繋がる時です。

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