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執筆者の写真Beyond Media

NYクオモ知事会見 -- WhyとWhy not

writer Makoto Kikuchi from note

4/26

私どもは皆さんに事実を伝える事をモットーとしてきました。まず、事実を州民の皆さんに知ってもらう、そこで初めて私の政策を吟味して頂く。


政府に皆さんの行動を制限する力はありません。皆さん一人一人がご自分の健康保護のため、社会的責任のため、自分の意志を持って行動する、と言うのが原則ですので、私達が私達の政策を施行するに至った事実、データを提供して、皆さんに同意してもらう必要がありました。


そして皆さんの自主的な協力を得て現在に至っています。

————

再開/再想像


CDC(米国疾病予防管理センター)のガイドラインでは州や地域の再開は新規患者推移が14日間連続で減少している、という条件となっています。


NY州では各地域のデータ解析により再開プラン決定、感染率のモニターを続けます。


●フェーズ1:建設業、製造業のうちリスクの少ないもの。 ●フェーズ2:(事業重要性、感染リスク)を事業毎に評価。重要性が高く、感染リスクが

低い事業を優先。


事業者自身も、これからのNew Normalに向けて営業形態を変えていく必要があります。

フェーズ1とフェーズ2の間は2週間開けて、感染率の様子を見ます。

ただし、 娯楽施設など、地域外、州外から多くの顧客を集めてしまうような事業は例外です。

再開のベースは地域特有の患者数推移で決まります。再開した地域にまだ目標値に達していない地域から人が流入してしまっては意味がありません。


これを隣州と連帯して行います。隣州との連携は特にダウンステートにとって重要です。NY/NJ/CT/PAからダウンステートへの人の流出入は多いですから。


ダウンステート以外にも例えばMAに近い地域もありますね。各地域に隣接する州と連帯しなければなりません。


公共交通機関ー公園ー学校ービーチー事業はすべて繋がっていますから再開は全体で調整せねばなりません。


NYC—Nassau—Suffolk—Westchesterなどの地域でも同じ事です。


各事業でクリエイティブに営業形態を変えて下さい。会議はネットでできますか?机をしっかり離す事はできますか?ドライブインでできるサービスですか?観客のいないスポーツ?

ダウンステート特有の問題として、これから夏の間の行楽があります。例えば市内在住5人家族に夏にやる事ない、なんて言えませんよね。同時に公共住宅、低所得層の住宅事情も取り組まないといけません。フードバンク/保育サービス(childcare)も希求されています。 :: 各事業は ー人 ー場所 ープロセス

の3点で低リスクを目指してください。


(途中省略)


古い慣習に捕われて同じようにしか物事を進められないとき、

WHY?

と問わなければいけない。


そして新しいアイディアが出て来た時

WHY NOT?

と心を開いて前向きに検証しないといけない。


人は変化を好みません。自分では「変化は素晴らしい」と思っているかも知れませんが、実は好きではない。・・・もっと読む

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