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焼き立てパンにフレッシュサラダ:米飲食業界、コロナでロボット導入加速か
Beyond Media 編集部
以前からロボットレストランはアメリカや日本でも話題にはなっているが、新型コロナウィルスで人が介する機会を減らす事ができる機械の導入がさらに加速しそうだ。
ニューヨーク証券取引所からの中継で一躍有名となったマリア・バーティロモのFOXテレビの看板番組のテックリポートから紹介したい。
様々な最新ロボット
2018年にカリフォルニア州のバーガーショップが導入したFlippyを紹介している。コロナ禍の対策もあり、できるだけ人手をかけずにハンバーガーを作りたいということから導入された。ポテトフライを揚げる手さばきも様になっている。
このほか、店先で食パンを焼き上げるロボット、Breadbotも登場。2019年のテクノロジー関係の見本市CESでも紹介されていた。工場での生産や配送といった手間が省けて、出来立ての食パンが手に入るのが最大のウリ。
自分好みのサラダを作ってくれる自動販売機のSally。1台の料金は3万5000ドル(約375万円)は病院や学校などに置かれている。
コロナでアメリカで人気のサラダバーのカフェなどは危機的状況。しかし、このサラダロボットSallyなら「人を介する機会が減る分、感染の危険性も大幅に減る」とCEOのRick Wilmer氏は強調する。コロナでレストラン業界のオートメーション化やロボット導入がますます加速すると見ている。
ロボットやオートメーションによる雇用の影響
米シンクタンク・ブルッキングスは食品関連業界の雇用の73%は将来、ロボットが取って代わるだろうと予測している。ロボットによるオートメーション化で失われる雇用は3600万にのぼるみている。ただ、ロボットにも人間の力は必ず必要だと言う事実も忘れないようにとリポーターは語っている。
FOXテレビの動画はこちら
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