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ミャンマーの222大規模デモ

Beyond Media 編集部

2月22日、ミャンマーで大規模なストおよびデモが行われた。一見、各地で平和的に実施されたかのようにみえた。しかし軍部はさらなる弾圧を目論んでいたようだ。


22日の大規模デモから3日後の25日、軍部支援者を連れて別のデモを敢行した。そこで反軍部の市民と対立させようとしたとみられている。ここで対立させ、争いを悪化させ、そして軍事介入を正当化しようというもの。

しかし、その手には乗らない、というのが今のミャンマー国民だ。なぜなら1988年の苦い経験があったから。1988年の8月8日は8888運動と言われ、今でもミャンマー国民の記憶に新しい。その当時は相当な弾圧を受けた。数百人の死傷者が出た。負傷した民間人の治療にあたっていた医者や看護師までもが発砲を受けた。


8888運動の教訓もあり、今回の大規模デモ、そしてその後の軍部の挑発にも市民は比較的冷静であるらしい。しかし、時代はもう2021年だ。クーデターで政権を奪還するのは誰がみても不当である。さらに力づくで市民を押さえつけるのは時代錯誤も甚だしい。


もうミャンマー国内だけでの解決は難しい。日本を含む外圧、世界からのサポートが必要だ。








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