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  • 執筆者の写真Beyond Media

米大統領選挙のカギ 激戦州のいま

writer Randy Wagenheim Chief Columnist of Beyond Media

A roll of stickers on top the drop box on the first day of early voting for the general election at Shenandoah Branch Library, 2111 SW 19th St., on Monday, Oct. 19, 2020, in Miami, Florida. DAVID SANTIAGODSANTIAGO@MIAMIHERALD.COM


フロリダは赤から紫、そして青?


アメリカの大統領選挙投票日まであと2日となった。ここにきてますます混迷を深めている。そのカギはまずフロリダ州だろう。特に注目の郡についてみてみたい。


フロリダ州は、29の選挙人票を持つ主要な激戦スイング州の一つであり、昨今の大統領選挙では常に共和党と民主党の支持者数が非常に近いとされている。 過半数270選挙人票を獲得するためには、このフロリダを獲得できるかどうかで、勝敗が決めると言われている。現段階では超がつくほどの激戦州となっている。


2016年もそうであったように、フロリダ州の中でも特に注目なのがMiami-Dade CountyとDuval Countyだ。(Miami-Dade Countyはフロリダ州の南、Duval Countyは州の北東部に位置し、Jacksonvilleがある)この2つのエリアでの劇的なターンアウト、つまり劣勢に立たされているトランプ氏の巻き返しがあるかどうかである。


ここでひとつ気になるニュースを地元紙が伝えている。

投票日1週間前の段階で、期日前投票総数は2016年の時以上に多いにも関わらず、民主党の投票が出遅れている、というのである。


具体的には投票日の1週間前である10月27日時点で、郵便投票を含め、およそ660万票の事前投票が確認された。U.S. Elections Projectによると、10月27日時点で、フロリダ州の登録有権者の約45%が投票しており、その内訳は51%が民主党員、46%が共和党員、無党派層は34%となっている。


こうしてフロリダ州全体の投票率が拡大している一方で、今回の大統領選の大きなカギといえるMiami-Dade Countyでは、民主党員の投票率が、やや遅れをとっている。この地区の投票率が登録有権者の46%以下であったことが、州のデータで示されている。具体的には52%が共和党員、47%が民主党員、無党派層は37%である。


今のところ、民主党が優位を保っているエリアでは8万票ほどリードしているが、民主党バイデン氏がフロリダの選挙人を獲得するには、現在出遅れているMiami-Dade Countyでの勝利が不可欠といえる。


一方、同じくカギであるエリアDuval County、そしてタンパのあるHillsborough Countyでは比較的民主党が優勢であるという数字が出てきているが、これらはMiami-Dade Countyの出遅れを 補うまでには至っていない。

赤い(共和党優勢)の郡がだんだん紫色(民主党を示す青色が混ざっている)になってきている、と見出しで伝えている。


激戦が続く注目州


NYタイムズの選挙人538予測によると、米国全体の人気投票という点では97%の確率でバイデン氏に軍配が上がっている、としている。カギとなる州のバイデン氏勝利の確率は以下の通り。

オハイオ州 50%


フロリダ州 65%


ペンシルバニア 85%


ミシガン州 94%


上記の4州において、バイデン氏は仮にフロリダ州とオハイオ州を仮に失っても、なんとかペンシルバニアかミシガンを獲得できれば当選できるだろうが、ペンシルバニアかミシガンのどちらかを失った場合は窮地に立たされるだろう。


転機となりそうなペンシルバニア州


一方、トランプ氏がフロリダ州とオハイオ州ともに負け、郵便投票の不正や投票妨害などを理由にペンシルバニアの開票を差し押さえた場合、相当やっかいなことになるだろう。


そうしたことから、ペンシフバニア州も今回の選挙で重要なスイング州である。メディアは「転機となりそうな州」と伝えている。ペンシルバニア州はすでに約200万票の郵便投票が返送されており、これは4年前の投票総数のほぼ3分の1に相当する。


しかし、州は選挙日の午前7時まで郵送投票の処理を開始できない。そのため、ペンシルバニア州での最終結果がでるまでにはしばらく時間がかかる可能性がある。バイデン支持者ほど郵便投票が多いとみられるため、当日開票分で先にトランプ氏が優勢となるが、その後、郵便投票が明らかになるにつれ、バイデン氏の票が上積みされていくと考えられる。


州当局は投票用紙の集計が完全に終わるには金曜日までかかるとみている、と明らかにしている。この数日の遅れが全体の勝敗に大きく影響する可能性は十分ある。

























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